ブロンズ像 銅像 の製作 日本金属工芸研究所
胸像や肖像レリーフなど、ブロンズ像に関するお問い合わせが続いておりますので、
弊社のブロンズ像に対する考えを述べておきます。
弊社では公園やビルに設置する様な大きいものから手の平にのる位の小さな作品、オブジェまで、多くのブロンズ製の作品を製作してきました。
鋳造だけのこともありますが、原型から設置まで任されることの方が多いです。
そのブロンズ像はただ設置されたりするものばかりでなく、企業各社さまの社内表彰やイベントなどで使用されるトロフィーや記念品として形を変えることもあります。
量産で売っているものではなく、オリジナルの作品を望まれるお客様には特に可愛がっていただき、
仕上や色、トータルデザインにこだわりを持って作業しております。
肖像に関しては、そのままをコピーするのではなく、芸術的なアプローチで作品を造っていきます。
見たままの姿が良い、というご要望もあるのですが、蝋人形では「そっくり」「まるで型取りをした様」という表現は必要でしょうが、
胸像や頭像、肖像レリーフなどのブロンズ製品(銅像)では、ただの人形作りではいけないのではないか、と考えております。
リアルさを求めることが良い事だというような風潮があるのも事実ですが、私共は、ちょっとづつでもその考えを改めて頂けるように、
芸術をお伝えしていかなければいけないと。
商品ではなく「作品」としての取り扱いをして頂けます様に。
また彫刻家の皆様による作品造りのお手伝いも、これまで通り、
ご期待に応えられます様に変らず高いレベルで作業を、引き続き努力してまいります。