社長挨拶

21世紀はよく情報の時代だと言われております。一方で、人に優しい・心豊かに・自然との調和 など「癒し」を求める気運が高くなっております。ルネッサンス、すなわち人間が主人公の人間復興とでも言えるのではないでしょうか。

安ければ、便利ならばと、どんな物でも良かった時代から、「心豊かに」の時代に戻ろうではありませんか。

300円ぐらいの傘がコンビニエンスストアなどで売られ始めてだいぶ経ちますが、突然の雨の時などにはとても便利です。でももし、その傘の骨が折れた場合、何処で修理してもらえるのでしょうか。昔は傘屋があり、なんども直して使用していたものです。わんぱく小僧の私は、小さい頃しょっちゅう傘を壊していたので覚えております。現在はどうでしょうか。たとえ傘屋さんがあったとしても、大切な思い入れのある傘、または高級な傘でない限り、修理代の方が新しい傘を買うより高くなってしまう可能性が大です。他の物も全体的にはこういった傾向です。今のように物が溢れていた時代とは違い、昔は最低限の物だけを所有し、それを大事に使っていました。

現代の様な、こだわらなくても安ければ、または便利であれば・・・これも一つの選択です。第一に、こんな事をしていたら経済は成長していきません。
 薄利多売の時代は終わったと言われる昨今ですが、はたしてそうでしょうか。物をたくさん、しかも安く作り、そして多くを破棄処分していくことが経済における成長なのでしょう。

でも、本当にこのままで良いのでしょうか。

環境に優しく、物を大切に、もったいない・・・と口で言うばかりではなく、企業、また個人単位でも行動に移したいものです。それが物を大事にする、本物を追求する、伝統の継承など、心を豊かにしていく、そして経済も成長していくという事に繋がるのではないでしょうか。

記念品業界、美術品業界、これらの世界でも実は同じように大量生産の物が主流です。

しかし弊社では創業以来、一企業としてできるだけ多くのお客様に本物の美術品、表彰記念品を提案し、楽しんで大切に使用して頂き、また実際に飾って頂く。心から喜んで感動して頂けるような、そんな作品造りを心がけてきました。価値観が変化してきた時代だからこそ、これからもその努力を惜しまず美術記念品を製造してまいります。

デザイン、素材のこだわりや、心を込めた物は必ず人の心に訴えるものがあるはずです。

本来芸術と言うものは「必要無駄」な物です。なくても何ら不便を感じませんが、心に安らぎと豊かさを与え、また美しさなど、やはり人間が人間らしく生活していこうとした場合は無くてはならない大変大切なものだということに気づかされるはずです。その証拠に、美術も音楽も有史以来ずっと存在している事でもお分かり頂けると思います。芸術はまさにその国の文化であり、国民の誇りと成るわけです。

当社では社会、家庭、会社の中で本当のアートに触れていただきたく、そして大切な心を育むことを第一に考えております。また表彰を通して本物の美術を皆様に知って頂きたく日々研究しております。手のぬくもりを感じるアート作品の制作や、表彰記念品の製作をこれからも妥協することなく実行していきたいと思っております。
人間復興、すなわちもっと感動する芸術が見直される時が来ています。

代表取締役 山田 敏晶

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4つの想い

付加価値が付いた記念品は、授賞に対する重さが感じられるはず。表彰、芸術に対する弊社の想いを掲載しています。

製作風景(電気鋳造)

企画・デザインから製造、装丁まで、お客さまのご希望のものが形になるまでの一連の流れについて説明しています。

ギャラリー

オリジナル表彰盾やトロフィー、ブロンズ像、表彰記念品など、弊社自慢の納品実績を掲載しております。

事業内容

弊社では、一点一点真心を込めてレリーフ額や表彰楯、胸像や肖像レリーフなどの彫刻作品を製作しております。