日本金属工芸研究所・活動ブログ

表彰盾と表彰楯について考える 2020

以前から、漢字で表記する際に質問を受けること、

「ひょうしょうたて」は 「盾」なのか「楯」なのか。

2020年も師走に入り、年末、そして年度末に向けて社内は忙しくなってきております。

先日もあるお客様から久しぶりにこの質問がありました。

表彰盾なのか表彰楯なのか・・・

これまでも何度かこのブログでも、他のブログでも書いたことがあるのですが、

 「盾と楯」 表彰盾 なのか 表彰楯 なのか?

記念品業界には答えはありません。

美術品業界としては、形状や仕様で分けています。

 以前、大英博物館の知り合いに調べて頂いた「ミルトンのたて」は、

形状が盾ですので、表記では「ミルトンの盾」、

しかし、それを加工して表彰記念品にした段階で、弊社では「ミルトンの盾」と「ミルトンの楯」の2パターンが。

徽章業界のルールはわからないのですが、一般的に「表彰たて」というと、

「表彰盾」と記載する事が多いような感じがします。

発注書で多く見られるのは「表彰盾10ヶ」などと記載されております。

ただ、弊社の場合、商品というより作品として扱っている場合も多いので、

それぞれの商品や作品で、盾と楯を使い分けて、そして漢字も識別しています。

現在ご利用の商品や作品がどちらになるのか、気になる方は、お問い合わせください。

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4つの想い

付加価値が付いた記念品は、授賞に対する重さが感じられるはず。表彰、芸術に対する弊社の想いを掲載しています。

製作風景(電気鋳造)

企画・デザインから製造、装丁まで、お客さまのご希望のものが形になるまでの一連の流れについて説明しています。

ギャラリー

オリジナル表彰盾やトロフィー、ブロンズ像、表彰記念品など、弊社自慢の納品実績を掲載しております。

事業内容

弊社では、一点一点真心を込めてレリーフ額や表彰楯、胸像や肖像レリーフなどの彫刻作品を製作しております。