手仕事が輝く瞬間 ― エステティックグランプリで感じたこと
弊社では、各種イベントにおける表彰記念品の制作をご依頼いただく機会が多くございます。
時には、その授与式や表彰式にご招待いただき、実際に記念品が贈られる瞬間に立ち会わせていただくこともあります。
あらかじめ受賞者が決まっている式典もあれば、当日のパフォーマンスやプレゼンテーション、演技などによって結果が左右されるイベントも少なくありません。会場に漂う緊張感や期待感は独特で、その場にいるだけで胸が高鳴るものです。
そんな中でも、今なお鮮明に記憶に残っているイベントがあります。
もう15年ほど前になるでしょうか。後にも先にも、あれほど心を揺さぶられた表彰式にはなかなか出会えません。
会場は横浜。そこで開催されたエステティックグランプリでした。
エステティックの世界は、まさに「手仕事」の極みです。
私たちも金属工芸という手仕事に携わっていますが、分野が異なれば表現も技術もまったく違います。
それでも、真摯に技を磨き、人のために尽くす姿勢には通じるものがあり、ステージ上で繰り広げられるプロフェッショナルの技術に強い感動を覚えました。
さらに印象的だったのは、全国から集まったエステティシャンの方々の熱意です。
技術だけでなく、「人を美しくしたい」「前向きな気持ちになってもらいたい」という想いが会場全体に満ちており、その空気に触れただけで、この業界が持つ力を感じることができました。
その舞台で、弊社が手掛けた表彰楯もまた、ささやかながら役割を果たしていました。
受賞者の手に渡る瞬間を見るたびに、ものづくりに携わる者としての喜びと責任を改めて実感したことを覚えています。
同時に、その大会を通じて気付かされたこともありました。
必ずしも会社の規模だけが価値を決めるわけではない、ということです。
むしろ、大手ではないエステティックサロンの中にこそ、強い信念と独自の魅力が息づいているように感じられました。
きっとそこは、人に夢や希望、そして明るい未来を見出してもらえる場所なのでしょう。
普段はお客様を幸せにすることに心を尽くしているエステティシャンやサロンの皆様。
その方々自身にスポットライトが当たるこの大会は、どれほど多くの人にとって励みとなり、目標となっていることでしょう。
一業界のイベントと言ってしまえばそれまでかもしれません。
しかし、人を前向きにし、働く喜びを称え、努力を可視化するこの取り組みは、社会的な意義という点においても非常に価値のあるものだと感じました。
まさに社会貢献の一端を担う催しだったと言えるでしょう。
現在では、さまざまな事情から弊社の表彰楯が使われることはなくなりました。
それでも、ものづくりの意味や手仕事の尊さを改めて気づかせてくれたこの大会への感謝の気持ちは、今も変わりません。
表彰の場に立ち会うたびに思います。
記念品とは単なる「物」ではなく、努力の証であり、歩んできた時間を象徴する存在なのだと。
あの日の光景は、これからも弊社のものづくりの原点の一つとして、心の中に残り続けることでしょう





付加価値が付いた記念品は、授賞に対する重さが感じられるはず。表彰、芸術に対する弊社の想いを掲載しています。
企画・デザインから製造、装丁まで、お客さまのご希望のものが形になるまでの一連の流れについて説明しています。
オリジナル表彰盾やトロフィー、ブロンズ像、表彰記念品など、弊社自慢の納品実績を掲載しております。
弊社では、一点一点真心を込めてレリーフ額や表彰楯、胸像や肖像レリーフなどの彫刻作品を製作しております。